それまで栗きんとんといえば、
お正月に食べるねっとり甘ったるいものを思い浮かべていた私が、
この栗きんとんを初めて食べた時は衝撃でした。
名前は同じでも全く別物です。
食感はとにかく柔らかくて、ホロホロとしています。
口に入れてまず感じたのは「栗」そのもの!
余計なものが全く感じられません。
原材料は、「最高級の国産栗」と「砂糖」だけ。
添加物は一切使用していないとのこと。
南陽軒のある岐阜県中津川市は、
恵那栗と呼ばれる良質な栗の産地として知られ、
栗きんとんは中津川の銘菓となっています。
栗きんとんに使われる栗は、
土壌にまでこだわって栽培されていて、
また、南陽軒で使用する付知川を源流とする水は、
岐阜の名水百選にも選ばれています。
南陽軒では安全性を追求した自社工場で、
機械化による大量生産ではなく、
職人による完全手作りという生産方法を採っています。
機械で裏ごしをしていないため、
栗きんとんは栗の粒粒が残ったままとなり、
より栗の風味を感じることができるのです。
一つ一つ手作業で不純物を取り除いた栗だけを使用するなど、
とても手間をかけて作られています。
南陽軒の栗きんとんは、素朴かつ上品な味わい。
義父母の誕生日やバレンタインに贈ったりしていますが、
とても美味しいと喜ばれます。
我が家でも主人や子供たちにも好評で、
老若男女を問わず受け入れられるスイーツなのではないでしょうか。
濃厚な栗の味はするけれど過度な甘さやしつこさはなく、
食べ終わるとつい「もう一つ」と手を伸ばしたくなります。
一つのサイズが小さいので、
お値段は決してリーズナブルとは言えませんが、
納得の品質ですし、大事な方への贈り物や、
自分へのご褒美として選びたい逸品です。
楽天での総合評価も4.5以上と高く、
楽天総合ランキング1位やスイーツ部門で1位を獲得するなど、
人気商品となっています。
レビューを見ると、やはり味への評価が高く、
数ある栗きんとんのお店の中でも、
南陽軒が一番美味しいという声を目にします。
贈り物やお正月用など、
特別な品として選ばれていることが多いようです。
高級干し柿として知られる、市田柿の中に
栗きんとんを入れた栗柿もあり、こちらも大人気です。
栗きんとんの配送は冷蔵便で、
賞味期限は発送日より要冷蔵で14日となっていますが、
開封後は3日なので、注意が必要です。
我が家ではあっという間になくなってしまいますが…。
中津川の栗きんとんが食べられるのは秋から春先までで、
例年この時期を心待ちにしている人も多いそう。
各種メディアでも取り上げられている期間限定スイーツを、
一度お試しになってみてはいかがですか。